ライフサイクルアセスメント(LCA)やプロダクト・サステナビリティ・アセスメント・ツール(PSAT)というツールを用いて、製品が環境や社会に与える影響を評価しています。PSATは、製品が環境、社会、経済的な面からどのような価値を保つかを把握するための手法で、三つの観点から重要となる要素を網羅する質問項目に回答するかたちで製品を評価します。新製品の設計時のほか、既存製品の評価にも活用しており、この結果を、よりサステナブルな製品の設計に生かしています。PSATやLCAは、製品の基本的な部分に着目した評価で、世界数カ所の基点でグローバルに行われます。また、製品が各国で製造・販売・使用されたときにその地域においてどのような影響があるかについては、各国にいるスペシャリスト(専門家)によってリスクの評価が行われます。安全性評価にかかわるP&Gの組織には、エクスターナル リレーションズ(学術渉外担当)、製品安全性および法規制担当、健康・安全および環境担当があり、それぞれ以下のような役割をもっています。
エクスターナル リレーションズ(学術渉外担当):社外との窓口として、社外環境の動向を把握し、P&Gの製品や事業活動に反映させる一方、社内で得た知見などを学会や工業会をはじめ広く社外へ公開することで、社会における安全性向上のお手伝いをしています。
製品安全性および法規制担当:科学者と法規制の専門家が集まった組織です。製品や事業活動について、国や地域ごとに、安全性の確保と法規制の遵守に問題がないか、製品の企画段階から製品を発売した後も継続して確認しています。
健康・安全および環境担当:主に工場での生産活動において、廃液や廃棄物の排出に問題がないかを確認するなど、工場周辺の安全性確保に努めています。また従業員が健康で安全に働ける労働環境の整備をおこなっています。
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