サステナビリティ > 親子で学ぼう!サステナビリティ講座 第11回
第11回「生き物が暮らす環境を守ろう」 「生物多様性」を守る−私たちにできること

ガーガー博士 確かに人間の責任は大きいけど、人間が原因なら、“人間の手で解決できること”もたくさんあるってことだよね。では、「生態系」を守ればどんないいことがあるかな?
太郎くん さっき博士が言った「生物多様性」が守られるってことだよね。たくさんの種類の動物が自然の中でバランスをとって生きていける。強くて豊かな自然がもどってくるってことだよね。
桃子ママ 私たち人間も「生態系」の一部だから、安心して生きていけるようになるわね。私たちは、他の生物の「いのち」をいただいて初めて生きていけるのよね。「いただきます」というのは、他の生き物の「いのちをいただきます」ということ。人間が生きていくのに大切な「水」「酸素」「食糧(しょくりょう)」、そして「薬」の原料なんかも生物多様性が守られてこそ確保できるのよね。
ガーガー博士 そう。植物や微生物(びせいぶつ)などから得られる薬がたくさんあるんだよ。それに、まだまだ新しい薬が発見される可能性も大きいんだ。特に熱帯の林はまだ知られていない生物の宝庫かもしれない。貴重な生物をどうやって守りながら利用する、考えることも大切だよね。
じゃあボクたちは生物の多様性を守るのになにができるか考えてみようか。
太郎くん もっともっと自然とか生物について勉強しようと思う。バードウォッチングとか自然観察もやってみたいな。
桃子ママ 私は、自分のできることからとりくんでみようと思うの。たとえば、「水を汚さない」「ゴミをポイ捨てしない」などは当たり前のことだけど、意識をしていないと、つい忘れてしまうものね。
ガーガー博士 できることからやってみるというのは、大切だね。また社会全体として取り組まないといけないこともあるよね。たとえば、「むやみに動物や植物をとらない」とか、「生態系を無視して開発をしない」などは、みんなでしっかり守っていかなければならないことだよね。
太郎くん たくさんの生き物が集まって豊かな自然ができているんだもの。ボクも、同じ地球にすむ仲間として、たくさんの生き物と助け合って暮らしたいな。

重油にまみれて飛べなくなった鳥たちを助けよう
台所洗剤「ジョイ」 
鳥を救おうキャンペーン


石油を運ぶタンカーの座礁(ざしょう=海の水でかくれて見えない岩などに、乗り上げてしまって動けなくなること)などが原因で、重油が海に流れて出てしまう事故が、日本国内だけで毎年300件以上起きています。事故が起こると、周辺にすむ鳥たちの体に重油がついてしまい、飛べなくなったり、海上に浮いていられなくなり、中には体力がなくなって死んでしまう鳥も少なくありません。そこで訓練されたボランティアの人たちが、鳥たちを洗って自然に帰してあげる手助けを行っています。

日本では、獣医さんたちが中心となった特定非営利活動法人“WRV”(野生動物救護獣医師協会(やせいどうぶつ きゅうご じゅういし きょうかい)が、自治体と協力しながら、重油流出事故により、被害にあった鳥を助ける活動を続けています。そのとき活躍するのが「ジョイ」です。ジョイは油を落とす力が強く、やさしく洗えるという理由で、これらの活動に使われています。また、P&GではWRVに寄付活動も行い、鳥を守る活動を応援しています。


注)鳥を洗う活動は訓練(くんれん)をうけた専門家がしています。お家でまねしないでね。

WRV(野生動物救護獣医師協会)の活動についてくわしくはこちら

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