サステナビリティ > 親子で学ぼう!サステナビリティ講座 第14回
第14回「男女共同参画社会(だんじょ きょうどう さんかく しゃかい)」 ママは会社へ、パパは子育て―男女の役割を見直そう


太郎くんはママに頼まれておつかいに。すると友だちのさとしくんが、お父さんと一緒に、ベビーカーを押してスーパーに入ってきました。

太郎: やあ!みんなでお買い物? 赤ちゃん、君と似てるなあ〜。 イラスト
さとし: 妹なんだ。パパ、同じクラスの太郎くんだよ。
パパ: いつもさとしとなかよくしてくれてありがとう。
太郎: こんにちは。今日はお休みなんですか?
パパ: 赤ちゃんの世話をするために、半年間お仕事をお休みしてるんだよ。
さとし: ママは仕事だから、パパがご飯作ったり、そうじしてるんだ。ぼくも時々てつだうんだよ。
太郎: ふ〜ん・・・
太郎くん ・・・ってことがあったんだよ。
桃子ママ さとしくんのパパは「上の2人はお母さんが育てたから、次は自分が育てるんだ」ってはりきってらしたものね。お母さんは「大きな仕事をまかされたから、最後までやりとげたい」っておっしゃってたし。
太郎くん お父さんが赤ちゃんの世話して、お母さんが会社で仕事なんて変なの〜。
ガーガー博士 どうして? 赤ちゃんは、お父さんにとっても子どもなんだから、ちっともおかしくないじゃないか。
太郎くん だって、赤ちゃんって、お母さんが育てるものじゃないの?
桃子ママ 生むのはお母さんにしかできないけど、育てるのはお父さんにだってできるわよ。あなたも赤ちゃんのときは、パパがお風呂に入れたり、おむつをかえたりしてたわよ。
ガーガー博士 日本ではこれまで男の人は外で働いてお金をかせいでくるもの、女の人は家事や子育てをするものだと、みんなが思いこんでいて、その考えをもとに社会のしくみがつくられてきた部分があるんだ。でも考えてみると、男女関係なくできる仕事って多いよね。
桃子ママ 男の人でも幼稚園の先生や、看護師(かんごし)さんは増えてきているし、女性のお医者さんや警察官(けいさつかん)も多いわよね。
ガーガー博士 いま日本は、「男女共同参画社会(だんじょ きょうどう さんかく しゃかい)」にしようと、がんばってるんだよ。これは、男性も女性もお互いに助け合って、みんながいきいきとチカラを発揮できる社会をつくっていこうという活動なんだ。平成11年には、法律もできたんだよ。

男女共同参画社会(だんじょ きょうどう さんかく しゃかい)をつくっていくための5つの柱(まとめ)
1) 男女の人権の尊重(そんちょう)
男女にこだわらず、まず「ひとりの人間」として、お互いを尊重し、差別をなくし、みんながいきいきと活躍できるような機会をつくりましょう。

2) 社会の制度や昔からの習慣を見直す
これまでみんなが思いこんでいた男女の役割分担にとらわれず、男性も女性もいろいろな活動ができるように、社会の制度や昔からの習慣について考えましょう。

3)政策などをつくるときは、男性も女性も参加
社会づくりのためのいろいろな方針を決めるときに、男女が、社会の対等(たいとう=どちらかがえらいのではなく、平等な立場で)なパートナーとしていっしょに参加できるようにしましょう。

4)家庭生活とそのほかの活動を両立する
男女がお互いに協力して、家族としての役割を果たしながら、仕事や勉強や地域活動もできるようにしていきましょう。

5)国際的に協力しあいましょう
他の国々や、国際的な組織と協力して、男女共同参画社会をつくりましょう。
前のページ次のページ
Page 1 | Page 2 | Page 3

≪ 最新の講座に戻る