サステナビリティ > 親子で学ぼう!サステナビリティ講座 第17回
第17回「日焼けと紫外線」 日光に当たると、どうして日焼けするの?

太郎くん 今日さあ、クラスの女子が「太郎くんより、大介くんのほうがスポーツができそうでかっこいい」って言うんだよ。ぼくのほうが体育できるのに、なんでかなあ?
桃子ママ 私に似て色白だから、スポーツが苦手そうって思われたんじゃない。
太郎くん だってぼく、日に当たっても赤くなるだけですぐ白くなっちゃうんだもん。明日からがんがんに日焼けしなくちゃ!
ガーガー博士 日焼けって、肌にいいことばかりじゃないんだよ。今日は、日焼けについて勉強しようか。
イラスト
桃子ママ 日焼けは、紫外線(しがいせん)にあたるとなるのよね。紫外線って日光のことですか?
ガーガー博士
正確に言うと違うものだよ。太陽から地球へはいろんな波長(波の山と谷の間の距離)の電磁波がふりそそいでいる。この電磁波は波長によって、性質が違うんだ。紫外線はそのひとつだね。 波長
目に見える光(可視光線:かしこうせん)
上の表の矢印部分の波長の電磁波は、ぼくたちの目に見える光で「可視光線(かしこうせん)」と呼ばれているんだよ。「ものが見える」というのは、その色の“光”が見えているということなんだ。
桃子ママ 波の長さによって色が違うのよね。日光をプリズムで通したり、虹が7色に見えたりするのは、日光がそれぞれの波長の光にわけられるからね。
ガーガー博士 可視光線より波長が短かったり、長かったりする電磁波は目に見えない。紫外線は、紫の光より波長が長くて、可視光線の外にあるから、「紫外線」ってよばれてるんだよ。化粧品などに「UV」って書いてあるのは、紫外線の英語「ultraviolet」の略なんだ。

さらに短くなるとレントゲンに使われる「エックス線」になる。逆に可視光線よりも波長が長くなると「赤外線」になり、もっと長いと「電波」になるんだよ。赤外線の中でも特に波長の長い遠赤外線は、物に熱を伝える性質があるから、コタツやヒーター、調理器具なんかに使われている。「電波」はテレビやラジオ、携帯電話など通信に使われてるよね。
太郎くん 光とか、電波とか、エックス線とかが、同じ仲間だなんてぜんぜん知らなかったよ。じゃあ紫外線はどんなことに使われるの?
ガーガー博士 洗濯物をおひさまにあてると、消毒になるっていわれてるよね。これは日光の中の紫外線には殺菌効果があるからなんだよ。でも、日光が当たっている部分だけしか消毒効果がないので、洗濯物をきっちり除菌しようと思ったら、そういった洗剤を使った方がいいね。
あと、人間が体内でビタミンDを合成するために紫外線が必要なんだ。ビタミンDは食物から摂ることができないので、適度な日光浴は健康のために大切なんだよ。
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