サステナビリティ > 親子で学ぼう!サステナビリティ講座 第19回
第19回「キレイな水ってどんな水?」 くふうすれば、水はまだまだ節約できるぞ!

ガーガー博士 『使いみちによって、“キレイ”な水はちがう』ということには、水を節約するためのヒントがかくされているんだよ。太郎くんはいつもどんなことに水を使ってる?
太郎くん 飲み水、プール、お風呂、トイレ、洗たく…、そういえば、ママはお風呂に入った後のお湯を洗たくに使ってるよね。洗たくした後の水をお風呂に使うときたないけど、その逆はできるってことか…。水道水ならどんなことにでも使えそうだね。
桃子ママ コンタクトレンズを保存(ほぞん)するときは、水道水じゃなくて、薬局で売っている精製水(せいせいすい:ほとんどまじりけのない純粋な水)を使うわよ。きっと水道水よりも“キレイ”な水が必要なのね。でも、いくらキレイでも精製水のお風呂に入るのはもったいなくてできないわよね。
太郎くん じゃあ、使う目的に合わせて、水を選べばいいんだよね。
桃子ママ 水道水を、飲み水からトイレまで使っているのは、ちょっともったいない気がしてきたわ。
ガーガー博士 家庭では、使う水の量がそれほど多くないので水道をいろいろなことに使っているけど、大きな建物や工場だと、下水道でも上水道でもない、“中水道(ちゅうすいどう)”というものがあって、例えばトイレを流す水のように、あまりキレイじゃなくてもいいところには、再生した水や一度使った水を使ったりしているんだよ。このようにキレイな水が必要なところから順番に、一度使った水でもかまわないところで使っていくことを、再利用(リユース)というんだよ。
桃子ママ お風呂の残り湯を洗濯に使うのも、水の再利用よね。
ガーガー博士 食器を洗う時にも、水を再利用はできるんだよ。ママはジャージャーお湯を流しっぱなしで食器を洗っているね。
桃子ママ そうなの。もったいないと思いながらも水をこまめに止めるのが面倒で、つい出しっぱなしにしちゃうのよね。食器洗い乾燥機(しょっきあらいかんそうき)をたびたび使うのももったいない気がするし…。
ガーガー博士 食器洗い乾燥機の中では、とてもうまく水の再利用をしているんだよ。食器を洗うときにもすすぐときにも、ためた水をくり返し使うので、少しの水ですむんだ。だから、水も水をあたためるエネルギーも節約できるというわけなんだよ。ドラム式の洗濯機も同じように、少ない水で効率よく洗ってすすぐ仕組みになってるから、節水できるんだ。
桃子ママ そうなんですね。じゃあ今日から、食器洗い乾燥機どんどん使っちゃおう!
家でもできる水の再利用と節水のヒント
お洗濯にはお風呂の残り湯を使いましょう
お風呂に入った後は、お湯を流してしまわず、洗濯に再利用しましょう。お風呂の残り湯での洗濯は、節水だけでなく、洗浄力(あらう力)もよくなります。気をつけたいのは、お風呂の残り湯にはバイ菌が繁殖(はんしょく)している場合があること。“洗い”の段階では十分キレイな残り湯でも、すすぎに使うと、お洗濯に菌が残ってしまうことが・・・。上手なお洗濯のポイントは、
菌が洗たく物に残らないようにするために、除菌(じょきん:菌をとりのぞくこと)効果の高い洗剤を使うと安心です。
すすぎには水道水を使いましょう。せっかく除菌しても、すすぎに残り湯を使うと、またバイ菌がついてしまいます
ドラム式洗濯機は、少ない水で“洗い”や“すすぎ”ができます。
ドラム式洗濯機は、たて型洗濯機より少ない水で洗うので、とけ残りの心配のない液体洗剤のほうが向いています。
ドラム式洗濯機は、泡が大敵。泡立ちのよい洗剤(一般的な粉末洗剤や一部の液体洗剤など)を使うと、洗濯機が洗濯槽(せんたくそう)中の泡の量を自動的に感知し、泡を抑えるために余計な水を使ってしまうことがあります。なので、泡が立ちにくい(低泡性)液体洗剤をえらぶのがおすすめ。
食器洗い乾燥機の中では水の再利用が行われています。
手で食器を洗うとき、水やお湯を出しっぱなしにしてしまうことが多いですよね。食器洗い乾燥機の中では、水は再利用されるので、流し台で食器を洗うときに比べて使う水の量がずっと少なくてすみます。
こんなことで 〜と比較して 一回当たり節約
できる水の量は
一ヶ月当たり節約
できる水の量は
(1) お風呂の残り湯を使ったお洗濯で…
水道水のお洗たく 約67リットル 約1760リットル
(2) ドラム式洗濯機で…
たて型洗濯機 約25リットル 約1000リットル
(3) 食器洗い乾燥機で…
手洗い 手洗いの約14分の1
こんな条件で計算しました。
(1)洗濯回数は40回/月、2日に1回お風呂の水を再利用で計算
(2)洗濯回数は40回/月
(3)使用回数は1日1回=30回/月

君もサステナビリティ博士クイズ!

今回は、「キレイな水」博士にチャレンジ!
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