きっと、もっと輝く私。

輝くこの人に大接近

P&Gにも個性あふれる人材がキラリ。“自分らしく”輝く姿をご紹介します。

個性を活かして、自分にしかできない仕事をする。牧野光(P&Gダイバーシティー担当マネージャー)

Mr.ダイバーシティの意外な素顔。

ダイバーシティ担当マネージャーとして、社内外を問わず精力的に活動し、P&Gの“ダイバーシティの顔”とも言える存在。ところが驚くことに、数年前に現在の職につくまで「ダイバーシティには興味がなかった」のだとか。そんな彼が「今の仕事は自分にしかできない仕事だ」と自負するまでにいたるには、さまざまなドラマがあったそうです。
※ダイバーシティ(多様性)=性別、人種、年令、経験、技能、
 価値観、スタイルをはじめ、人それぞれがもつ「違い」。
P&Gでは社員の個性を尊重し、
みんながイキイキ働ける職場を目指しています。
牧野光(P&Gダイバーシティー担当マネージャー)
「ダイバーシティって何?」ゼロからのスタート。

入社以来、営業畑一筋に歩んできた牧野に転機が訪れたのは4年前。突然、営業部門のダイバーシティ担当に抜擢されたのです。そのときのことを、「ダイバーシティという言葉は知っていても、自分の人生とは無縁のものだと思っていました。それに当時の営業部門はまだ男性が多数派で、かなり困惑しましたよ」と正直に告白してくれました。

牧野

「衝撃的だったのは、就任直後に参加したランチミーティング。私以外のメンバーは全員女性。しかも会話はすべて英語。営業時代、いや、それまでの人生の中で、そんな経験をしたことがなかったので、とにかく居心地が悪かった。話の内容もよくわからず、お弁当もほとんど喉を通らない。そのときに初めて、男性が多い職場で働く女性や、異文化圏で暮らす人はこんな気持ちなのだろうかと気づかされました。そして、これは大変なことになったぞ!と、必死でダイバーシティについて勉強を始めたんです。」

牧野光(P&Gダイバーシティー担当マネージャー)

自分が感じたことを伝える。それが、私にしかできない仕事。

牧野光(P&Gダイバーシティー担当マネージャー)

そうした経験を経て、2年後には、全社のダイバーシティ担当マネージャーに自ら志願。今では「自分にしかできない仕事をしている」という達成感を得るまでに。

「以前の私もそうだったように、ダイバーシティ=女性活用だと思い込み、自分には関係ないと思っている男性はまだまだたくさんいます。でも、ダイバーシティとは、決して男女の差だけの話ではないのです。性別以外にも、年令や経験、生まれ育った環境や考え方など、人によって「違い」は無数にあります。その人が持つ個性を充分に発揮して、最大限に活躍すること。いろいろな人がいるからこそ、新しい発見が生まれたり、幅が広がる。かつてダイバーシティとは無縁と思っていた私だからこそ、そういったことを伝えるのに適任だと思うようになってきたのです。」と語る瞳は自信に満ちて輝いています。

牧野光(P&Gダイバーシティー担当マネージャー)
牧野

「人それぞれ違って当然の考え方を、自分とは違うからと遠ざけ、個性として受け入れることを邪魔する壁が固定観念(ステレオタイプ)です。その人のことを知って理解する前に、“あの人はこうに違いない”とか、“こうあるべき”と、はじめから決めつけてしまうからです。でも、もともと身についている固定観念をなくすなんてムリ。だから、自分は固定観念を持っていると認めること、なにか違和感を覚えたときは、“自分は今、固定観念を持って見ているかもしれない”と、気づくことが大切です。気づきさえすれば、あとはいったんその固定観念の枠を外してみればいいだけ。今まで見ていたのとはまったく違った世界が自然と見えてくるはずです。」

ダイバーシティの成熟とともに生活も変化。

ダイバーシティを学ぶうちに、自身の生活にもさまざまな変化が現れたのだそう。それは、個性を発揮するには、仕事だけでなく生活を充実させ、人生を豊かにすることが大切と気づいたから。

「大学時代にボクシングのトレーニングとして始めたジョギングをずっと続けてきましたが、最近、妻と一緒に走るようになった。息子たちとも、学校の行事に参加したり、家でもより積極的にコミュニケーションをとるようになりました。仕事の面でも、帰宅が遅かったころより、早く帰宅して家族と話す時間を増やしたほうが、息子の言葉から思わぬアイデアがひらめいたり、結果的に以前よりも能率があがったんです。」

牧野光(P&Gダイバーシティー担当マネージャー)

牧野

「自分の時間を充実させることで、よりよい仕事ができるようになり、その逆もまたしかり。近頃は、それを肌で感じています。たとえば、英語力にさらに磨きをかけようと昨年から習い始めた英会話。もちろん仕事のために始めたのですが、英語の上達以上に、そこで出会うさまざまな人たちとの交流が大きな財産になっています。
そして気づいたことは、ダイバーシティのカギはコミュニケーションだということ。相手に対して、自分には受け入れがたい違いを感じたとき、まず、勇気を持って相手に自分の気持ちを伝えてみる。そして相手の話をしっかり聞くこと。 “固定観念”をとりはらって、相手の話す内容に集中する。“伝える”と“聞く”の両方があってこそ、コミュニケーションです。そうすると、ぐっと距離が縮まり、理解しあえるようになる。そういった経験を何度もすることができました。」

牧野光(P&Gダイバーシティー担当マネージャー)

あなたの個性はどんな色?自分をよ〜くみつめてみて。

牧野

「どうすれば自分らしく輝けるのか?を考えるとき、まずは、あなたの個性はなんなのか、“あなたらしい”とはどういう状態なのかをみつめてみてください。そのときに覚えていてほしいことは、個性というと“自分の意見をはっきりと主張しリーダーシップがある”といった動的な特徴ばかりクローズアップしがちですが、“人の意見にじっくり耳を傾ける”といった静的な特徴だって、立派な個性だということ。

それから、なにか問題が起こったときに、『どうせわかってもらえない』とあきらめないで。物事がうまくいかないときはたいてい誰かが悪者なわけではなく、そのやり方が合っていないだけ。相手や自分を変えるのではなく、コミュニケーションの方法を少し変えて、自分らしさをきちんと伝え、オープンな心で相手の話に耳を傾ければ解決に近づくはずです。“言わずもがなの心地よさ”に甘えないで、“自分の個性をちゃんと出す”ことこそ、自分らしく輝く秘訣だと私は思っています。」

牧野光(P&Gダイバーシティー担当マネージャー)