ニュースリリース
ユニセフ・パンパース共同リリース
2007年1月23日

ユニセフとパンパースが、「手をつなごう、ちいさな命のために。」をテーマに、
タイアップキャンペーンを開始
3秒に一人、5歳未満の子どもが亡くなっている世界の現状を認識してもらうと共に、赤ちゃんを守る支援の輪に参加できる身近な方法を日本のママに提供します

財団法人日本ユニセフ協会(港区高輪)とP&G(本社:兵庫県神戸市)紙おむつブランド・パンパース(以下パンパース)は、開発途上国の厳しい状況におかれた赤ちゃんの命を守るため、ユニセフ・パンパースタイアップキャンペーンを、「手をつなごう、ちいさな命のために。」をテーマに、2007年2月1日より開始します。
子どもの権利を守る活動を世界156の国と地域で展開するユニセフ(国連児童基金)と、“赤ちゃんの立場でつくる”を理念に紙おむつ事業を展開するパンパースは、「子どもの健やかな成長」という共通する目標があります。これを背景にパンパースはこれまで世界各国(約20カ国)でユニセフの活動を支援し協力関係を築いてきました。また、日本での発売30周年を迎えるパンパースは、毎日使う紙おむつとして日本のママと多くの接点を持っています。
そこでこの度、パンパースが、ユニセフと日本のママの橋渡し役となり、3秒に一人、5歳未満の子どもが亡くなっている世界の開発途上国の厳しい現状と、ワクチン接種の大切さをあらためて認識して頂くための活動を展開します。また、母親と赤ちゃんを破傷風の危険から守るワクチン接種活動の支援の輪へ参加して頂くため、パンパース1パックにつき、破傷風ワクチン1本相当額をユニセフに寄付するなどの、身近な方法を、日本のママに提供します。
タイアップキャンペーン実施の背景
<開発途上国の困難な状況>
3秒に一人、5歳未満の子どもが亡くなっている世界の現状
全世界では今も年間1,000万人以上、3秒に1人の割合で5歳未満の子どもが亡くなっているという事実が、2006年12月にユニセフ最新の「世界子供白書2007」でも、あらためて確認されました。今、この瞬間もひっそりと亡くなっているちいさな命があります。
ワクチンがあれば防げる病気で亡くなる子どもは
「1日に3,800人」

子どもの命を守るための最も安価で確実な方法のひとつがワクチン接種。
5歳未満で亡くなる乳幼児のうち、年間140万人、1日あたり3,800人は、ワクチンさえあれば守れる可能性があります(ユニセフ『Progress for Children 2005』)。ちなみに、ワクチン接種の普及のおかげで、日本の子どもたちの命も守られているということも、忘れられがちですが重要な事実です。
乳幼児死亡率の削減・ワクチン接種率の向上が、国際社会で急がれている
ユニセフをはじめとする国連機関・国際社会が2015年までに達成を掲げている目標(国連ミレニアム開発目標)の1つに、5歳未満児の死亡率を1990年時の3分の1まで減少させることがあり、その手段のひとつがワクチン接種です。しかし現在の進捗速度では目標の達成は2045年(30年遅れ)になると見込まれています(ユニセフ『Progress for Children 2005』)。ユニセフなどは予防接種の拡大普及活動を進めていますが、接種率向上が停滞している地域がアジア、アフリカなどにみられます。子どもたちを早すぎる死から守るために、予防接種の普及とワクチンで守れる感染症の撲滅を目指し、国際社会の更なる理解と資金をユニセフは必要としています。
<社会・国際貢献に対する日本人の意識>
社会・国際貢献について、「できることがあれば何かしたい」と思っている20〜30代女性は約7割
身近な方法で参加できれば、支援したいと考えている

(財)日本ユニセフ協会が2006年9月に全国の16歳〜79歳の男女1,247人を対象に「社会・国際貢献に関する市民意識調査」を実施した結果、小さな子どもをもつ母親が最も多く含まれると思われる20〜30代女性の回答に下記のような特徴が見られました。
社会・国際貢献について「できることがあれば何かしたい」
と回答した人は全体平均が約6割であるのに対し、20〜30代女性は約7割程度と全体平均より高い
◆社会・国際貢献について、「できることがあれば何かしたい」と回答した割合
国際貢献の中で関心がある分野について、「開発途上国の子どもの支援」
回答した人は20代女性で約7割、30代女性で約6割と、全体に比べ関心が高い。
◆関心がある国際貢献活動について、「開発途上国の子どもの支援」と回答した割合
「開発途上国の子どもの支援」に関心がある人の割合と、
実際に募金経験がある人の割合との間には大きな隔たりがある。
◆「開発途上国の子どもへの支援」に対して関心、寄付経験があると回答した割合
日本人は自分に直接関係の薄いことには関心が低く、寄付文化が希薄、ともいわれてきました。 しかし上記の結果より、20代〜30代女性は、「開発途上国の子どもの支援」に高い関心を持っているといえます。 この世代には妊娠・出産を経て、ひとつの命の重みを痛感し、赤ちゃんの命にたいしての感受性が非常に高い母親層が含まれており、きっかけさえあればアクションにつながる可能性を秘めています。
<ママとのつながりが強いパンパースがユニセフとの橋渡し>
今年、日本での発売30周年を迎えるパンパースは、ママが赤ちゃんのために毎日使う紙おむつとして長い間、親しまれてきました。パンパースはママにとって、とても身近な存在であり、ママとの接点を多く持っています。また一方で、パンパースは「すべての赤ちゃんの健やかな成長」という点でユニセフと共通する目標を持っており、これまで世界各国(約20カ国)で活動を支援し、協力関係を築いてきました。
そこでこの度、パンパースが、ユニセフと日本のママの橋渡しをすることで、赤ちゃんを守るユニセフの活動がより広がるよう協力することになりました。