ニュースリリース

2008年1月24日

パンパース・ユニセフタイアップキャンペーン 開始
「パンパースで、あなたはちいさな命を守れます。」
パンパース1パックにつきワクチン1本相当額を、ユニセフを通じてカンボジアに寄付

P&G(本社:兵庫県神戸市)乳幼児用紙おむつブランド・パンパース(以下パンパース)と、財団法人日本ユニセフ協会(東京都港区高輪)は、開発途上国の厳しい状況におかれた赤ちゃんの命を守るため、「あなたに守れる、命がある。〜パンパースで、あなたはちいさな命を守れます〜」をテーマに、昨年に引き続き第2回目となる「パンパース・ユニセフタイアップキャンペーン」を2008年2月1日より開始します。 このキャンペーンでは、パンパースがユニセフと共同で、開発途上国における予防接種の重要性を日本のママやパパにキャンペーンウエブサイト等を通じて啓発いたします。またキャンペーン期間中のパンパース1パックにつき、破傷風ワクチン1本相当額をユニセフに寄付し、カンボジアで生まれる赤ちゃんの命を予防接種によって守る活動を支援します。
“赤ちゃんの立場でつくる”を理念とするパンパースと、世界150以上の国と地域で子どもたちの命と健康を守るために活動するユニセフ(国際連合児童基金)には、「子どもの健やかな成長」という共通する目標があります。これを背景にパンパースは世界各国でユニセフの活動を支援し協力関係を築いてきました。 日本では昨年パンパース30周年記念の社会貢献事業として、ユニセフの活動の一つである予防接種活動に協力し、第1回パンパース・ユニセフタイアップキャンペーンを実施しました。その結果、約2,019万円の寄付を行い、ユニセフの「カンボジアにおける母親及び新生児の破傷風根絶プロジェクト」における妊娠可能な女性約16万人へ2回の予防接種活動への支援を実現しました。カンボジアではいまだに新生児のおよそ2人に1人が新生児破傷風感染の恐れがあります。しかし、妊娠可能な女性が予防接種を受けていれば、将来生まれてくる赤ちゃんを、母親の免疫を通じて破傷風から守ることができます。
昨年に引き続き、予防接種を受けられないことで亡くなっていく子どものことを身近な問題と捉えてもらい、日本のママやパパが簡単な方法で支援活動に参加する場を提供するために、2008年2月より第2回目の「パンパース・ユニセフタイアップキャンペーン」を同様のしくみで実施します。 今回はウェブサイトをリニューアルし、新しくニックネーム登録といった手軽で身近な手段で、世界の赤ちゃんの命を守る活動に賛同の意思を表明する機会を提供いたします。
【キャンペーン実施概要】
◆ テーマ:
「あなたに守れる、命がある。
〜パンパースであなたはちいさな命を守れます〜」
◆実施内容:
1.開発途上国の赤ちゃんの状況と予防接種の重要性、およびユニセフの活動の啓発
2.パンパース1パックにつき、破傷風ワクチン1本相当額を
ユニセフに寄付
◆実施期間:
2008年2月1日−2008年3月31日 (P&G出荷分)
キャンペーンポスター
◆キャンペーン対象商品:
パンパース乳児用紙おむつ(おしりふきを除きます)
コットンケア(新生児、S、M、Lサイズ)
コットンケアパンツ(Mサイズ)、フィットパンツ(L、ビッグ)、卒業パンツ、夜用パンツ
◆告知媒体:
1)TV CM:
2008年2月〜
2)ウェブサイト(リニューアルオープン): http://tsunago.jp/
キャンペーンサイトを開設し、キャンペーンの詳細を告知。
キャンペーン賛同者のニックネーム登録や、ブログパーツのダウンロードも可能。
3)パンパース商品パッケージ:
キャンペーン対象商品パッケージにステッカーを貼付
※キャンペーン期間中は、ステッカーが貼付されていない商品も対象
4)店頭ポスター・POP
5)パンパース採用病産院のポスター
◆協力規模(寄付金額)および寄付金の使途:
2,000万円(見込み)
「カンボジアにおける母親及び新生児の破傷風根絶プロジェクト」実施費用に充当予定
◆協力規模(寄付金額)および寄付金の使途:
キャンペーン期間:2007年2月−3月
寄付実績:20,193,285円
寄付金の使途:「カンボジアにおける母親及び新生児の破傷風根絶プロジェクト」実施費用に充当
 <プロジェクトの実施内容>
衣服工場における破傷風トキソイド予防接種活動(2回)
妊娠可能年齢の女性 161,000人×2回接種
【キャンペーンの実施背景】
◆カンボジアの状況について:
カンボジアは人口の3分の1以上が貧困ライン(1日1ドル)以下の暮らしを余儀なくされ、5歳未満児死亡率が高い国のひとつです(出生1,000人あたり143人:出生時から満5歳に達するまでに死亡する確率)。
これまでもユニセフは予防接種活動に取り組んできましたが、妊娠可能な女性への破傷風ワクチンの接種率は53%(2005年データ)にとどまっています。また、カンボジアでは専門技能者の付き添い無しで行われる出産の比率が約7割にのぼるため、衛生的ではない環境での分娩は、破傷風の感染リスクを高めます。
◆新生児破傷風について:
不衛生な環境でへその緒を切断すると、破傷風菌が子どもの体内に侵入して発病する場合があり、発症すると70%〜100%の確率で新生児の命が奪われる結果となります。 日本では三種混合ワクチンと衛生的な施設での出産の普及によって、妊産婦・新生児破傷風はほぼ根絶されています(「統計で見る子どもの10年」日本ユニセフ協会、2002年発行)。 しかし全世界を見ると、年間およそ140,000人の新生児がこの病気で命を失っています(2004年)。(=およそ4分に1人が亡くなっている計算になります。) このような悲劇を防ぎ、小さな命を守るためには、妊娠可能な年齢の女性に破傷風ワクチンを3回接種することが必要となります。
◆パンパースについて:
「パンパース」は、世界約90か国以上で販売されている乳幼児用紙おむつです。日本では1977年に佐賀県・福岡県で発売され、日本で紙おむつが本格的に普及するきっかけとなりました。昨年(2007年)で日本での販売開始から30周年を迎えました。病産院でのパンパース採用率は約7割とトップ(P&G調べ)。この30年間「赤ちゃんの健やかな成長」をめざして活動してきたパンパースは、社会貢献事業としてユニセフの活動の一つである予防接種支援事業に協力することを決定しました。
パンパースによるユニセフ支援はグローバルに展開されており、2007年10〜12月には、ヨーロッパ16カ国(UK/アイルランド , ベルギー/ルクセンブルク, オランダ, ドイツ, オーストリア, スイス, スウェーデン, デンマーク, ノルウェー, フィンランド, ギリシャ, フランス, スペイン, ポルトガル)で日本と同様のキャンペーンが実施されました。このキャンペーンを通じての寄付金はアフリカ17カ国の妊産婦・新生児破傷風根絶プロジェクトに充当されます。またアメリカ・ポーランド・バルト諸国でも2008年4月以降に同様のキャンペーンが予定されています。
◆ユニセフについて:
ユニセフ(国際連合児童基金)は、世界150以上の国と地域で、子どもたちの命と健康を守るために活動している国際機関です。世界では、年間970万人以上、およそ3秒に1人の割合で5歳未満の幼い子どもが命を落としています。その原因の多くは、衛生的な環境と適切なケアやサービスさえあれば、防ぐことができるものです。ユニセフは、妊産婦のケアや母乳育児の促進、栄養不良の予防、保健サービス、安全な水の確保などを通じて、幼い子どもへの総合的な支援活動を行っています。予防接種は、子どもの命を守るための大切な取り組みのひとつ。妊娠可能な年齢の女性が破傷風の予防接種を受けることで、お母さんの体を通じて、将来生まれてくる赤ちゃんは破傷風から守られます。
http://www.unicef.or.jp
◆ユニセフの予防接種活動について:
ユニセフは、ワクチンの接種率が低い開発途上国を重点的に、各国政府や諸国際団体とも協力しながら、予防接種の拡大普及の活動に精力的に取り組んでいます。妊産婦・新生児破傷風の撲滅のため、妊娠可能な女性に対する予防接種は、「妊産婦・新生児破傷風」の予防のための重要な活動のひとつです。
現在、妊産婦・新生児破傷風は58の国で確認されており、母親および新生児の命を脅かす公衆衛生問題となっています。カンボジアは、この58カ国の1カ国であり、2008年までに、77の地域において、母親及び新生児の破傷風撲滅を達成することを目標として活動しています。 
◆(財)日本ユニセフ協会について:
先進工業国36カ国にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一のユニセフ代理者として、ユニセフ活動の広報、政策提言(アドボカシー)、募金活動を担っています。