1. P&Gグローバル175周年
  2. Birth of an Icon

ロングセラー誕生物語

タイドTide
タイドの物語は1930年代にさかのぼります。家庭での洗濯には石けんが使われていた時代、P&Gの科学者グループは、汚れ落ちのよい合成洗剤の実現を目指して、可能性を秘めた洗浄成分の研究にひそかにとりくんでいました。コードネームはプロダクトⅩ。

のべ20万時間にわたり辛抱強く続けられた実験。しかし、これという処方は見つからず、一人、また一人と、担当者は別のプロジェクトへと去り、とうとう“プロジェクト放棄”という会社命令が下りました。しかし、一人の研究者だけはあきらめませんでした。才能あふれる、頑固な研究者、デビッド・バイヤリーは、その後4年もの間、こっそりと研究を続けたのです。
ある日、それまでの考え方の逆をいく処方を試したとき、彼はついに突破口を見つけたのです。バイヤリーから発見を見せられたP&Gの経営陣は、黙って研究を続けていたことに腹をたてつつも、これは“洗濯”そのものを変えるほどのイノベーションだと確信しました。「タイド」と名付けられた洗剤は、1946年に発売されるやアメリカの洗濯事情に一大旋風を巻き起こし、1949年にはアメリカの洗剤のリーディングブランドとなりました。

タイドが起こしたイノベーションは製品だけではありません。1952年に洗剤では初めてのテレビ広告、1953年には電機メーカーと提携し、洗濯機にサンプルを同梱する宣伝など、広告も革新的でした。
その後もタイドの進化は途絶えることなく、1968年にたんぱく質と炭水化物の分解に高い効果を発揮する酵素を米国ではじめて配合。無香料タイプ、色柄物にも使えるブリーチ配合、コンパクト粉末、液体洗剤など、世界中のお客様に喜んでいただける製品づくりと、新しい洗濯習慣への提案を続けています。

*タイドは日本国内では販売していません。