1. P&Gジャパン40年
  2. P&Gジャパン 40年の歩み

P&Gジャパン 40年の歩み

3rd Decade 1993-2002(平成5~14年)

お客様起点の流通改革に再び着手 新しい生活習慣を生む製品を発売

日本に根ざした事業基盤の確立

1993年、兵庫県神戸市に本社ビルが完成。本社機能と研究部門である神戸テクニカルセンターなどを集約し、日本に根ざした事業に向けて基盤を固めました。しかし 、わずか2年後の1995年、阪神・淡路大震災が発生し、本社ならびに明石工場は大きなダメージを受けました。

P&G日本本社ビル(1993年)

社員一丸となってビジネスの早期復旧にあたると同時に、被災地域の支援と復興にむけて経済的・物的支援を行い、多くの社員ボランティアが支援活動に参加しました。1996年には、積水ハウス株式会社と共同で、公益信託「神戸まちづくり六甲アイランド基金」を立ち上げ、地域社会のさらなる発展に寄与しました。

支援物資の配布を手伝う社員ボランティア(1995年)

第二次流通改革でお客様満足を目指す

1990年代半ばから、流通におけるお客様満足の実現を目指し、卸店、小売店との協働による第2次流通改革に着手しました。ECR(Efficient Consumer Response、効率的な消費者対応)という新しい考え方を取り入れ、製・配・販が協力することで、製造から店頭展開まで製品の流れ(サプライチェーン)全体から、お客様への付加価値につながらない無駄を排除。お客様が欲しいものを欲しい時に、納得の価格で買える環境の実現に取り組みました。

P&Gが導入した具体策例は、取引先と共同での小売戦略策定を可能にし、公平かつ透明性の高い販促支援金制度(1997年)や新取引制度(1999年)の導入、ハブDC構想、ITを活用した情報共有と受発注の推進、小売店と協働しての顧客調査と店頭展開の提案などです。また1997年には、営業組織をエリア別から得意先別に再編成し、得意先と密接に連携できる体制を整えました。

暮らしを変える大型ブランドの登場

製品面では、消臭芳香剤「ファブリーズ」(1998年)、ヘアサロンのような仕上がりのためのヘアケアシリーズ「ヴィダルサスーン」(1993年)、衣類用洗剤に柔軟剤を配合した「ボールド」(2002年)など、新しい暮らし習慣や価値観を提案するユニークな大型ブランドが登場しました。

新しい生活習慣を提案したファブリーズ(1998年) ヴィダルサスーン(1993年)

中でも、ファブリーズはなかなか洗えない布製品を本格的に“消臭・除菌”するという、新しい生活習慣を提案した、まさに暮らしを変えた製品です。その後も置き型やエアロゾールタイプなど、用途に応じて形状や香りのバラエティを拡充し、最近では暮らしに香りの楽しさをとり入れる「エアデコ(=エアデコレーション)」という新しい製品提案もしています。

ボールド(2002年)

  • 1st decade 1973-1982(昭和48年~57年)
  • 2nd decade 1983-1992(昭和58年~平成4年)
  • 3rd decade 1993-2002(平成5年~14年)
  • 4th decade 2003-2012(平成15年~24年)