1. P&Gジャパン40年
  2. P&Gジャパン 40年の歩み

P&Gジャパン 40年の歩み

4th Decade 1993-2012(平成15~24年)

暮らし感じる、変えていく事業と社会貢献活動を通じて、よりよい暮らしの実現へ

原点“消費者はボス”への回帰

暮らし感じる、変えていく P&G

2000年頃、P&Gグローバルでは急ぎすぎた改革路線を改め、「Consumer is Boss(消費者はボス)」をモットーに、原点に立ち戻ってビジネスの再構築を図りました。この流れを受けて、P&Gジャパンは2003年に新コーポレートスローガン「暮らし感じる、変えていく」を発表。消費者を深く理解し、見出したニーズをイノベーションによって製品という形にすることで、お客様の暮らしの向上を目指すという、企業方針に沿った経営を徹底しました。

防臭という新しい機能を付加した柔軟剤「レノア」(2004年)、レノアハピネス(2008年)

2004年に発売した柔軟剤「レノア」は、基本性能である柔軟効果に加えて、着ている間に衣服につく嫌なニオイを防ぐという新しい便益をプラスした画期的な製品です。お客様調査の中から、防臭ニーズが高いにもかかわらず十分満たされていないことに着目し、ヒット製品となりました。香りをより重視した「レノアハピネス」(2008年)、衣類の香りづけに特化した「レノアハピネス アロマジュエル」(2012年)なども発売し、柔軟剤に“香りの楽しみ”という新しい役割を与え、柔軟剤ブームのけん引役となりました。

このほか、髪のケアだけではなく“地肌ケア”にも着目したヘアケアブランド「h&s」の発売(2007年)や、トリートメントを充実させたパンテーンシリーズの刷新など、消費者理解と技術力の融合により、ビューティーケア事業を成長させました。

h&s(2007年)、ハーバルエッセンス(2004年)をはじめヘアケアブランドが充実

ウエラ・ジレットの加入で事業拡大

製品面でのもう一つのハイライトが、大型買収2件によって、製品ポートフォリオを格段に広げたことです。2003年にはプロフェッショナル ヘアケアで長い歴史を持つ「ウエラ」が、2005年にはかみそり大手の「ジレット」社が、P&Gグループに加わりました。これによって、ジレット社が所有していた家電ブランド「ブラウン」、口腔ケアブランド「オーラルB」、電池ブランド「デュラセル」もP&Gグループに加わることとなりました。世界的な実績と長年の歴史をもつ企業同士のコラボレーションにより、ブランド力、技術力、市場展開能力など、互いの強みを生かした相乗効果が生まれ、お客様に新しい価値をご提供しています。一方で、将来性の高いブランドに経営資源を集中させるため、戦略的価値の低いブランドの整理も行いました。

Gillete WELLA BRAUN

コネクト・アンド・デベロップ(C+D)ウェブサイト

イノベーションを促進するために、「オープンイノベーション」という新しい試みもはじまりました。今、社会的にも注目の「オープンイノベーション」とは、自社技術だけに頼らず、社外パートナーから技術や知識を積極的に取り入れて、イノベーションをよりスピーディーに行い、お客様に新しい価値を提供することです。P&Gではこの施策をコネクト・アンド・デベロップ(つながり、開発する)と名づけて世界的に進めており、日本においても国内パートナーとの協働や、国内向け製品の開発に活用しています。

企業市民として、社会に還元

2003年は、日本のCSR元年(CSR=企業の社会的責任)といわれており、P&Gでも日本で事業を展開する企業市民として、実績をあげた10年となりました。

社員ボランティアが東日本大震災被災地でがれき撤去作業

社会貢献の視点を取り入れた様々なマーケティング活動を展開。ユニセフとの協働による開発途上国での破傷風ワクチン接種支援活動、ジョイやアリエールを通じた節水啓発、女性がん患者さんにウィッグを贈るパンテーンのキレイの力プロジェクト、小売店との協働による社会貢献型店頭キャンペーンなど、広くお客様にも協力を得ながら、社会へ還元することができました。

災害支援に対する組織的なサポート体制も確立しました。東日本大震災(2011年)に際しては支援物資や義援金の拠出、社員ボランティアの派遣を、現地のニーズに合わせて継続的に行っています。またアリエールによる避難所でのお洗濯支援活動、パンパースによる親子への憩いの場の提供など、P&Gならではの支援サービスも提供し、被災された方々を応援しました。

「アリエール あなたにエールを。」プロジェクト 「パンパース うんと眠ろ。うんと遊ぼ。」プロジェクト

ダイバーシティ(多様性)を積極活用する経営戦略も関心を集めました。女性の活用が進んでいることが評価され、日経ウーマン「女性が働きやすい会社ベスト100」で1位を獲得(2006年、2008年)。また2006年の設立時から、NPO【仕事と子育て】カウンセリングセンターの支援を続けており、社会貢献分野でも女性が活躍できる環境づくりに努めました。

NPO【仕事と子育て】カウンセリングセンターのワークショップでP&G社員講師が活躍(“輝く私”神戸RICステーション)

お客様に学び、“すぐれた製品とサービスを通じて暮らしをよりよいものに”という
企業理念を貫いて40年。これからも努力を続けていきます。

  • 1st decade 1973-1982(昭和48年~57年)
  • 2nd decade 1983-1992(昭和58年~平成4年)
  • 3rd decade 1993-2002(平成5年~14年)
  • 4th decade 2003-2012(平成15年~24年)