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環境保全

再生可能資源 ―再生可能エネルギー・材料への転換―

事業に必要な資源とエネルギーをサステナブルに確保し続けることは、長期的に安定してビジネスを続けていくために欠かせない要素です。P&Gでは、太陽光・風力などの自然エネルギーや植物由来の原材料といった、資源の枯渇の心配がない又は化石燃料などと比べ短時間で再生できる「再生可能エネルギー/材料」の利用拡大に力を入れています。

生産拠点でのバイオマス・風力発電の利用を拡大

紙製品を生産しているP&Gオールバニ工場(米国ジョージア州)では、エネルギー企業であるコンステレーション社との提携により、50メガワットのバイオマスによるエネルギー設備の建設が進んでいます。2017年6月の操業開始を目標にしており、林業で廃棄された枝や廃材などを資源として、同工場でのペーパータオル「バウンティ」、トイレットペーパー「シャーミン」の生産に必要な蒸気の100%と、施設で使用するエネルギーの70%近くが調達できる計画です。

また、2016年末までに米国テキサス州に開設予定の風力発電所から、エネルギーを調達する計画も進んでいます。再生エネルギーによる発電事業を行うEDF RE社との提携により、米国・カナダ市場向けの衣料用洗剤「タイド」、柔軟剤「ダウニー」、エアケア製品「ファブリーズ」、食器洗い機用洗剤「カスケード」の製造に十分な量の電力が賄える計画です。現在、P&Gグループでは、生産に使用するエネルギーの約9%を再生可能エネルギーに転換を終えており、これらの新しい取り組みによって、再生可能エネルギーの使用量は約2倍になると見込んでいます。

パーム油/パーム核油調達における森林の保全

P&Gでは、当社のパーム関連材料のサプライチェーンにおける森林破壊をゼロにするとともに、イノベーション力を生かして業界全体の変革を促すことに尽力しています。

柱となる活動は3つあります。
1つ目は、トレーサビリティ(材料の調達経路を追跡できるようにすること)と森林保護に対してP&Gが定める要件を確実に守っていただくようサプライヤーと協働することです。2つ目は“小規模農家プログラム”で、パーム核油のサプライチェーンの一部を担う小規模農家の業務慣行と暮らしの両方の改善を目指しています。3つ目は、業界やNGO団体と協力し、業界基準と手法の確立に取り組んでいます。一社だけの取り組みでなく、様々なステークホルダーと協働することで、調和的な業界水準を確立し、業界をあげて森林の保全への取り組みをさらに推進していきます。