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軽井沢トップ・マネジメント・セミナーで
P&Gの女性管理職が「多様な人材の活躍」をテーマに講演

2016年9月掲載

7月上旬、第61回「軽井沢トップ・マネジメント・セミナー」が開催され(主催:公益財団法人日本生産性本部)、「共創による生産性革新」をテーマに、多様な人材の活用や働き方の改革による生産性向上について企業経営者らが意見交換を行いました。多様な人材をビジネスに生かす「ダイバーシティ経営」を推進するP&Gでは、そのノウハウを社外にも活かしていただけるよう、女性管理職が基調講演を行いました。

分科会の一つ「多様な人材の活躍の場の提供」では、進行役を務めた日本女子大学教授・大沢真知子氏が、男女機会均等法の施行以来、働き続ける女性が増えたことや2000年代のジェンダー革命に触れ、多様な人材の活用を学び考える必要があると問題提起を行いました。その後、性別や国籍などに関わらず、多様な人材が活躍できる職場づくりをテーマに、P&G人事統括本部アソシエイト・ディレクターの臼田美樹(写真右)が、約25年にわたる取り組みとその成果について基調講演を行いました。

講演の中で臼田は「P&Gは、経営戦略の一環としてダイバーシティ&インクルージョン(=以下D&I、多様性の受容と活用)を推進しています。多様な社員一人ひとりが充実感を持って能力を十分に発揮できれば、それが生産性の向上につながると考えるからです。そのためには、多様性を受け入れる企業文化の醸成、柔軟な働き方を支える社内制度はもちろん、社員一人ひとりが日々の業務の中でD&Iを実践するスキルを習得することが大切です」と話しました。また「多様な社員を組織の中で活かす上で要となるのは、管理職」と述べ、P&Gが企業や団体に無償で提供しはじめた管理職向け「ダイバーシティ&インクルージョン研修」を紹介しました。

その後のディスカッションでは、「生産性向上とD&Iの関係を教えてほしい」や「D&Iがどうイノベーションにつながるのか」など多くの質問があがり、活発な討議が行われました。大沢氏は、「P&Gは、女性に限らず全社員が活躍しやすい文化を育み、使いやすい制度によってダイバーシティ経営を実践している」と述べられ、分科会はP&Gの事例を基に日本の将来を見据えた経営や組織のあり方を考える場となりました。