Equality & Inclusion(平等な機会とインクルーシブな世界の実現)を考える社内向け「E&I ウィーク」を開催!

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P&Gは、一人ひとりの違いがもたらす力、そして価値観や目的を共有して団結したときにできる強い絆がもたらす力を信じ、「平等な機会とインクルーシブな世界の実現(Equality & Inclusion、以下E&I)」を経営戦略として掲げています。

国際女性デーである3月8日をきっかけとし、毎年3月に開催される社内向けセッション「E&Iウィーク」では、全ての社員がベストな自分でいるため、そして組織がよりインクルーシブな文化を育むために、社員一人ひとりが多様性・平等な機会・インクルージョンについて考え、より理解を深めることを目的としています。

2021 virtual E&I week

2021年のE&Iウィークでは、P&Gジャパンの経営層によるパネルディスカッションや、オンライン研修に加え、ジェンダー平等、LGBTQ+、障害などの視点から、社内の当事者及び外部の有識者をゲストに迎えた講演、実際の体験談から当事者への理解を深めE&Iについて考えるプログラム「ヒューマンライブラリー」や各種ワークショップを開催しました。

ジェンダー平等について考える

ジェンダー平等について「男性学の視点から考える、性別に捉われない多様な生き方」というテーマで、大正大学心理社会学部 人間科学科 准教授 田中俊之氏に講演いただきました。社会が男性に求める「期待値」がジェンダー平等をはじめ「平等な機会とインクルーシブな世界の実現」という点において、いかに影響を与えてきたか、具体例を交えてお話しいただきました。

Tanaka sensei

PWD(障害者)インクルージョンについて考える

当事者に対する理解を深めることを目的に、「読者」役である参加者に対して「本」役である語り手が自身の生い立ちや経験について語りかける「ヒューマンライブラリー」のプログラムでは、障害のある社員や外部有識者の方が「本」となり、自身の生い立ちや経験を共有することで、等身大のストーリーからお互いの違いについての理解を深めていきました。また、各種ワークショップではPWD(障害者)とともに働くうえで障壁をなくし、よりインクルーシブな職場をつくるために一人ひとりができることについて考え、また経営戦略としてのインクルージョンの重要性にもつながることを深く学びました。

LGBTQ+インクルージョンについて考える

LGBTQ+インクルージョンについて考えるセッションでは、EY JAPAN COO 貴田守亮氏をお招きしたアライコミュニティ リーダー対談や、メイクアップアーティスト/僧侶として活躍されている西村宏堂氏による講演を通じて、LGBTQ+に対する社会的な偏見を乗り越え、立ち向かってきた当事者としての経験談をお話しいただきました。また、「ヒューマンライブラリー」などを通じて、LGBTQ+の当事者を含めあらゆる人がベストな自分でいられる職場環境のために、自分たちができることについてのQ&Aも活発に行われました。

様々なプログラムに参加した多くの社員から、一人ひとりの違いや個性を理解・受け入れることの重要性、また、ベストな自分でいられることによって最高の結果を出すことができることを学んだ、という感想が寄せられています。 P&Gでは、これからもE&Iウィークなどの活動を通じて、互いの理解を深め、平等な機会とインクルーシブな世界の実現へ向けて歩んでいきます。

Moriaki Kida-sama
EY JAPAN COO 貴田守亮様
Nishimura-sama

僧侶、メイクアップアーティスト 西村宏堂様

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E&Iウィーク プログラム開催の様子
E&Iウィーク プログラム開催の様子