環境サステナビリティ

Woman is playing with children
Sustainability Icon

環境への負荷低減の取り組み

世界では、持続可能な選択肢を提供する企業がますます求められています。世界最大の消費財メーカーの一つとしてP&Gが果たすべき責任は大きいと考えます。P&Gでは環境サステナビリティを重視しており、当社が果たすべき役割への取り組みに邁進しています。

2030年に向けた環境サステナビリティ目標

2018年、当社は新たなサステナビリティ目標「AMBITION 2030」を発表しました。この広範囲に及ぶそれぞれの目標は、 「企業とお客様の双方への価値を生み出しながら、環境と社会へのプラスの影響を可能にする」ことを目指しています。

世界で最も切迫している「限られた資源と増加する消費」という2つの環境課題に取り組むため、P&Gではこの特定領域に大きな目標を設定しています。

Environmentally friendly factory

Ambition 2030:プラスの効果をもたらすブランドへ

持続可能なライフスタイルがこれまで以上に重要になっている現代において、製品がもたらす効果への期待に応えながら、世界が直面している複雑な課題を解決する上で役に立つブランドが求められます。そのためP&Gでは、社会的および環境的責任が、当社ポートフォリオ内にある全ブランドの不可欠な要素にするために取り組んでいます。その取り組みについて紹介します。

Mother daughter in front of the washing machine

目標:100%の主要ブランドが責任ある消費を可能にし、消費者を啓発する

P&Gの主要ブランドは、成長を続けながら価値を生み出すとともに、社会と環境に対して目に見える効果をもたらすことが期待されています。

Ariel 3in1 Pods

アリエールは、エネルギーや水などの影響の大きい分野で資源の消費の50%削減と同時に洗浄効果の改良に取り組んでいます。

Herbal Essences

ハーバルエッセンスは、自然が持つポジティブな力をあらゆる人が体験できるよう、人と地球に恩恵をもたらす生物多様性の保護を実現することに注力します。

ブランド2030の基準(英語)
Adult holding manufacturing waste

目標:容器を100%リサイクル可能または再利用可能にする

P&Gは、原材料の選択、容器デザイン、そしてパートナーとの協力による革新的な解決策を開発して、より持続可能性の高い製品を製造し、目標を達成するべく取り組んでいます。

中にはかなり少量の材料と処方を使用している容器があり、その点において課題が依然として残っていますが、2030年までに、技術革新とビジネス革新を通じて解決していきます。

2030年目標:製品容器の90%を確実にリサイクル可能に

2020年目標の96%

2018年現在、P&G製品容器の86%がリサイクル可能に

Head & Shoulders

テラサイクル社(TerraCycle)およびスエズ社(SUEZ)とのパートナーシップにより、P&Gではリサイクルした海洋プラスチックを25%使用して世界初のリサイクル可能なシャンプーボトルを製造しました。

Charmin Ultra Soft

トイレットペーパーのシャーミン(Charmin) とフェイシャルティッシュのパフス (Puffs) の多くは、100%リサイクル可能なパッケージへと移行しました。

Adult working in factory

目標:透明性を通じてさらに高い信頼性を築く

私たちは、消費者がP&G製品とその中に含まれている成分についてできるだけ多くを知りたいと思っています。そのため、成分の革新と安全科学に関して、透明性をもって情報開示しています。

100% to our 2020 goal

洗濯洗剤のタイド (Tide Purclean™) は65%が植物由来で、100%リサイクル可能なパッケージで認証されており、製造廃棄物を埋立地に送らない工場で生産されています。

製品安全性性プロセス成分について環境に良い原料(英語)
Momentum for change logo

海洋プラスチックで作られた世界初のリサイクル可能なシャンプーボトルで「2017 Momentum for Change Lighthouse賞」を受賞

-気候変動枠組条約 (UNFCCC) 事務局

Preserving our climate illustration

Ambition 2030:サプライチェーンの環境負荷を低減

当社の目標は「お客様が信頼できる品質」という約束を守ることです。そのため、各P&G製品の背後には、原料の調達から最終製品の陳列に至るまで、環境への責任に取り組むサプライチェーンが存在しているのです。

Adult working in factory

目標:環境負荷を低減し、再生と復元に基づく循環ソリューションを目指す

AMBITION 1: P&G拠点で再生可能電力の100%実現とGHG (温室効果ガス)排出量の半分を削減

AMBITION 2: 当社拠点における水効率を35%向上させ、少なくとも50億リットルの水を循環資源から供給させる

AMBITION 3: 気候、水、または廃棄物の循環性を推進するために、サプライチェーンにおける重要パートナー最低10社との提携を促進する

2020年目標の66%

2020年目標:GHG (温室効果ガス) 総絶対排出量を30%削減.
2018年時点、排出量を20%削減.

2030年目標の100%

2030年目標:製造施設の水使用量を生産単位あたり20%削減.
P&G製造施設で使用する水を生産単位あたり24%削減.

Forest

目標:私たちが依存している森林を保護し、拡充する

P&Gの一部製品には木材パルプを使用しており、最高水準の認証を受けた森林から責任を持って確実に調達するための厳格な方針があります。しかし、将来に目を向けた場合、森林を保護するだけでなく、拡充させるためにさらなる取り組みを推進したいと考えています。

AMBITION 1: 認証システムを強化しながら、多くの組織と協力して世界の認証森林面積を増加させる。

AMBITION #2: フォレスト ポジティブ (Forest Positive) のアプローチを用いて製品を開発する取り組みをリードする。世界自然保護基金からアイディアを得たこの取り組みによって、健康上のメリットをもたらし、私たちが頼りにしている森林を維持することができます。

Bounty

ペーパータオルのバウンティ (Bounty) の各シートは、他社カスタムサイズの製品よりも2倍の吸収力があります。ペーパータオルに使用している木材繊維は、100%責任を持って管理されている森林からのものです。

Charmin Ultra Soft

トイレットペーパーのシャーミン (Charmin) ウルトラソフトとウルトラストロングを使用すれば、大手バーゲン製品の4分の1で済むため、紙の無駄を減らすことができます。

Farmer

目標:小規模パーム油農家の生活の向上

P&GはRSPO (持続可能なパーム油のための円卓会議) の一員として、パーム油とパーム油派生物の責任ある調達に取り組んでいます。マレーシアやインドネシアといった、P&G最大のサプライチェーンがあり、小規模農家が密集しているような地域では、責任ある農業慣行を構築するためのローカルプログラムを実施しています。これにより、小規模農家はP&Gのサステナビリティ基準を維持しながら収穫量を増やすことができます。

パーム油に関する方針
United States Environmental Protection Agency

Climate Leadership Award(CLA)2017:組織リーダー

気候変動に取り組みながら、温室効果ガスの排出量を削減するにあたって積極的なリーダーシップを発揮したことが認められました
-米国環境保護庁、気候エネルギーソリューションセンター (C2ES)、および気候レジストリ

Conserving water illustration

2030 Ambition:社会と共に取り組む

P&Gでは、水を守り、廃棄物の再利用方法を見い出すためのより多くの環境サステナビリティ目標を定めました。しかし、私たちだけではできないことも分かっています。直面している最大の課題を解決するには、コラボレーションが必要です。だからこそ、P&Gでは人々、地球、そして私たちのビジネスを繁栄させることができるパートナーシップの構築を重要視しているのです。

Workers standing on a metal platform with windmills in the background

目標:パッケージが海にたどり着かないようにするソリューションを開発する

当社は、世界の海で起こっていることに心を痛めています。だからこそ、P&Gでは2030年の目標にプラスチックに関する誓約を含めました。P&G内部では、自社のパッケージが海にたどり着かないようにするための総合的なソリューションを考案しています。また、東南アジアにあるTrash Free Seas Allianceのような、当社と同じ目標を念頭に置いて、世界の海にプラスチックが流れるのを食い止める方法をすでに模索している組織と提携しています。

Fairy

液体食器用洗剤のフェアリー (Fairy) で使用している海洋プラスチック製のボトルは、海洋プラスチックを10%、使用済み再生プラスチックを90%使用して作られています。プラスチック廃棄物が海にたどり着くのを防ぐために私たちができることを示すために、この100%リサイクル可能なボトルが発売されました。

Washing the dishes

目標:人々と自然のために水を守る

私たちが依存している水に責任を持つことは、地球の未来にとって極めて重要なことです。水に関する問題を複雑にし、各河川流域固有の解決策を必要とする地形、文化、経済、気候が多様に組み合わさっています。

P&Gでは、2030年までに優先流域、協力パートナー、各流域固有の水問題に対処するために必要な活動を明確に定義することを目指しています。定義が完了したら、ソリューションを推進して問題に立ち向かいます。

2030年目標の98%

2030年目標:洗濯機にかかる負荷の70%が低エネルギーサイクルになるようにする.
2018年時点で、負荷の69%が低エネルギー.

2030年目標の70%

2030年目標:10億人が節水効率の良い製品を利用できるようにする.
2018年時点で、7億人が利用しています.

Cascade Platinum Action Pacs

食洗機用洗剤のカスケード (Cascade) プラチナアクションパックは、こびりついた食べ物をしっかりと洗浄するので、1回あたり約75リットル以上の水を節約できます。*

Swiffer WetJet

スイッファー (Swiffer) ウェットまたはウェットジェットを使用しているご家庭では、標準的なモップとバケツと比較すると、年間約264リットル以上の水を節約できます。

Arbor Day Foundation logo

2018 フレンド・オブ・ザ・フォレスト賞

-Arbor Day Foundation (アーバーデイ財団)

Woman holding a child

目標:吸収性衛生製品のリサイクルソリューションを促進する

使用済みおむつのリサイクル活用を考えたことはありますか。イタリアの合弁会社Fater社が考案し、解決法を見い出しました。この画期的な技術は、使用済みの吸収性衛生製品をリサイクルして、付加価値のある新製品と素材を生み出します。P&Gは都市、廃棄物処理業者、その他のパートナーと提携し、2030年までに世界の10都市でこのリサイクル事業を実施する予定です。

Pampers

パンパースはこの技術を使用して、使用済みのおむつをボトルキャップ、ビスコース、半合成繊維にリサイクルしました。

Photo - People planting plants

Ambition 2030:環境サステナビリティを職場に統合する

P&Gの製造部門は、気候、水、廃棄物の分野で飛躍的な進歩を遂げています。これは主に社員の熱意と工夫によって推進されています。2030年目標を達成するためには社員を引き付け、能力をつけることが重要であると理解しています。

P&Gでは、あらゆるレベルと組織の社員に対して詳細な環境責任計画を策定しており、社員や組織が目標を知っているだけでなく、日々の業務に取り入れるようにしています。

事業計画の主要戦略として、社会および環境の側面からサステナビリティを統合する

あらゆる階層の社員を教育する

進捗状況に対して報酬を与えるとともにその評価を社員の業績評価に統合する

Business intelligence group logo

2018年度サステナビリティリーダーシップ賞およびサステナビリティイニシアティブ年間最優秀賞

-ビジネス インテリジェンス グループ

環境サステナビリティにおける当社取り組みの最新情報をご覧ください

German sustainability

2018年1月9日

ドイツのサステナビリティパートナーが海洋プラスチックを20%使用したHead & Shouldersのシャンプーボトルを初めて発売

Head & Shouldersのブランドは、業界パートナーとの新たなコラボレーションによって2018年に開始しました。

続きを読む(英語)

P&Gの取り組みはさらに続く

P&Gのサステナビリティへの取り組みについて詳しく知るには、最新のシチズンシップレポートをダウンロードしてください。2030年目標に関する詳細については、Ambition 2030計画をダウンロードしてください。これは、環境サステナビリティ目標に対する進捗を進めるための過程の始まりに過ぎません。そして、取り組みを行っていきながら、継続して当社が提携すべきパートナーや取るべき行動を特定し、毎年進捗状況を共有していきます。

目標数値はすべて2010年以降の進捗状況を表しています。
* 食洗機に入れる前に食器をすすぐと、最大約75リットルの水を使用します。(出典:Energy Star (energystar.gov))