P&Gでは環境サステナビリティを経営戦略の一環としてとらえています。私たちには、社会をより良くする責任があります。特に気候、森林、水およびパッケージの分野において、家庭、コミュニティ、そして地球により良い影響を与えるよう取り組んでいます。私たちは、持続可能な方法で優れたイノベーションおよび製品開発に注力しています。私たちは、サプライチェーンにおける環境負荷を低減し、循環経済を行えるように努力し続けます。私たちが今日直面している最も困難で複雑な問題に立ち向かうために、外部組織とのパートナーシップを築き上げています。社員は環境サステナビリティを日々の仕事の中に組み込んでいくことを約束します。さらに詳しい、気候、水、森林およびパッケージの分野における私たちのビジネスの内容についてはこちら(英語)をご覧ください。


気候
2040年までに温室効果ガス排出量をNET ZERO(ネットゼロ)に
2021年9月、P&Gは、原材料から小売店までの事業とサプライチェーン全体で温室効果ガス(GHG)の排出量をNET ZERO(ネットゼロ)にする新たな目標を設定しました。また、P&Gは気候変動対策を加速させるための包括的なアプローチと今後の重要な課題をまとめた新しい「気候変動対策行動計画」を発表しました。2040年までのP&Gの温室効果ガス排出量をNET ZERO(ネットゼロ)にするという目標の詳細に付け加えて、「気候変動行動計画」は、サプライチェーン、物流、消費者による製品の使用、そして製品の廃棄にわたって、製品およびパッケージのライフサイクル全体の排出をカバーしています。
気候変動に関する進捗状況の詳細はこちら(英語).


水
水
私たちは、人と自然のための水を守り、回復させるために自らの役割を果たします。人々および自然に対し、水を守り復旧する役目を担っています。2020年、私たちは、ボンネビル環境財団Bonneville Environmental Foundation (BEF)の Business for Water Stewardship (BWS)プログラム とのパートナーシップを開始し、カリフォルニア州のサクラメント川とアメリカン川の流域で、淡水生態系と地域社会やビジネスの水の供給に長期的により良い影響を与えることを目的とした6つのプロジェクトに資金援助を行っています。これらのプロジェクトを合わせると、30億リットル以上の水を人々と自然のために回復させることが期待されます。また、オペレーションにおける水の効率を生産単位あたり25%1 向上させ、循環水源から31億リットルの水を調達しました。
水の目標に関する進捗状況の詳細はこちら(英語).
1 コーポレート基準である2009年-2010年事業年度と比較しての効率化の進展。


林業
林業
ファミリーケア製品では100%認証パルプを使用しており、2022年までに当社が推奨するFSC認証75%を達成し、2030年までにFSC100%を目指す予定です。私たちは責任あるパーム油の調達を行っています。私たちは、持続可能なパーム油のためのRSPOのメンバーであり、RSPOの2018年版「原則と基準(P&Cs)」にコミットしています。2011年現在、すべてのP&G消費者ブランド、100%RSPO認証のパーム油を使用しています。
森林の目標に関する進捗状況の詳細はこちら(英語).


パッケージ
パッケージ
2021年には、私たちの製品パッケージの73%はリサイクルまたは再利用可能となりましたが、100%リサイクルまたは再利用可能に向けて引き続き努力を続けています。
パッケージの目標に関する進捗状況の詳細はこちら(英語).

Ambition 2030
二酸化炭素排出量の削減、水保全の最優先および再生可能エネルギーへの移行はまだ始まったばかりです。2018年、私たちは今までよりもさらに厳しい視点で2030年に向けてのエネルギーの見直しをしました。フットプリントの削減や貴重な資源の保護だけでなく、地球の回復に貢献し、最終的には今まで以上により良い地球環境を残すことを目的とした新しい目標設定と新しい手法を導入してまいります。
Ambition 2030の目標に関する進捗状況の詳細はこちら(英語)#pdfclimateWithoutIcon1 {display: inline-block;} #pdfclimateWithoutIcon1:before {display: none;}.


家庭での電力節約
2015年以降、アメリカにおいて、P&Gブランドのタイドとアリエールは、消費者が低エネルギーの洗濯回数を増やすことで、およそ1500万トンの二酸化炭素を削減することに寄与しました。私たちは、製品イノベーションと共に、環境に配慮した適切な使用方法を継続的に消費者に伝え続けることにより、二酸化炭素排出量の最も大きな部分を占める、製品の使用時に水を加熱するために必要なエネルギーの削減に貢献しました。
P&Gの取り組みはさらに続く
詳しくは、ESG投資家向けポータルページで、P&Gの目標、水、廃棄物、気候、森林、イクオリティ&インクルージョン、ガバナンスなどに関する取り組み、進捗状況をご覧ください。また、森林、パッケージ、水、気候の分野で、私たちがどのように家庭をより良くする手助けをしているか、様々なプログラムや活動に関する具体的な情報については、公式ウェブサイトのMapping Our Impactセクション(英語)をご覧ください。

P&Gの環境サステナビリティの歴史
環境サステナビリティの取り組みの歴史はタイムラインをご覧ください。