1. シチズンシップ・リポート 2017
  2. 社会貢献
  3. 海外での取り組み

社会貢献海外での取り組み

グローバル

「安全な飲み水を 世界中の子どもへ」活動
累計120億リットルの安全な飲み水を提供

「安全な飲み水を 世界中の子どもへ」活動は、P&Gが2004年からグローバルに展開している社会貢献活動です。世界には、安全な飲み水が十分に手に入らない人々が10億人近くいます。不衛生な飲み水が原因でコレラや赤痢、腸チフスといった下痢疾患にかかり、毎日約1000人の子どもが命を落としています。また、多くの女性や子どもたちが、毎日何キロも歩いて家族のために水を汲みに行っています。健康を損なうと、経済的な問題も引き起こします。子どもたちは学校を休みがちになり、大人は働くことができず、現在も将来的にも安定した収入を得ることが難しくなります。

P&Gは、米国疾病対策センターと共同開発した「P&G簡易浄水剤」を、安全な飲み水が恒常的に手に入らない開発途上地域や、災害や紛争時の緊急支援物資として、無償あるいは非営利で提供してきました。浄水剤1包で10リットルの水を家庭でも簡単に浄化でき、水そのものを運ぶより軽くてかさばらず、物資の輸送が難しい地域でも効率的に配布できます。社会貢献団体など150以上の社外パートナーと協力し、持続可能な開発目標(SDGs)・目標6の「水・衛生」の実現へ貢献しています。これまでに120億リットル以上の安全な飲み水を提供し、2020年までに150億リットルの提供を目標にしています。

「安全な飲み水を 世界中の子どもへ」 ウェブサイト(英語)はこちら

世界20ヵ所以上で、
被災地の皆さまの暮らしをお手伝い

P&Gグループとして、2017年度は世界20ヵ所以上の災害被災地に対し、製品提供や支援活動を通じて、被災者の皆さまの暮らしを少しでもよりよいものするお手伝いをしました。

製品提供については、生理用品「オールウェイズ」、かみそり「ジレット」、ヘアケア製品「ヘッド&ショルダーズ」「パンテーン」、歯磨き・歯ブラシ「オーラルB」、紙おむつ「パンパース」などをご提供しました。支援活動に際しては、多くの災害支援団体とも協力しており、現地で活動している支援団体への寄付も行いました。

アフリカ

衛生関連サービスが使えるコミュニティセンター設立

ケニヤ・ナイロビの近郊にあるキベラは、貧困に苦しんでいる人の多い地域です。P&Gでは、NGOパートナー「ヒューマン・ニーズ・プロジェクト」と協力して、これまでになかった形式のコミュニティセンターを設立しました。暮らしに必要でありながら、経済的に得ることが難しかったサービスを、利用ごとに料金を支払う形式にすることで、サステナブルに提供できます。衛生関連サービスが主で、アリエールによるお洗濯サービス、シャワー、トイレ、安全な飲料水、カフェテリア、高速インターネット、コンピューターの授業、成人教育、低金利ローンの貯蓄・融資信用組合などがあります。2015年3月の開設以来、のべ23万人以上の人々が利用しています。

ヨーロッパ

ホームレスの方々の無料洗濯サービスに協力

P&Gイタリアでは、ローマ教皇慈善活動室とワールプール社とパートナーシップを結んで、ホームレスなど経済的に恵まれない方々への無料洗濯サービスに協力しています。P&Gからは洗濯用製品「ダッシュ」「レノア」を提供、ワールプール社から洗濯機や乾燥機などを提供しています。教皇慈善活動室との協働は、2015年にホームレスの人々に無料でシャワーや散髪を提供する施設へ、かみそりやシェービングクリームを提供したことからスタートしました。

アジア

よりよい教育の場を提供「HOPEプロジェクト」

P&G中国が続けてきた、子どもたちによりよい教育の場を提供する「HOPEプロジェクト」が20周年を迎えました。これまでに200校以上を改修し、30万人以上の子どもたちのお手伝いをしてきました。そして新たな5年計画がスタートします。地方部では家族を残して、都会に出稼ぎに出る人も少なくなくありません。そこで、寂しい思いをしている子どもたちに寄り添う活動に力をいれる計画です。演劇、スポーツ、美術、音楽など包括的な教育を提供し、子どもたちに積極的な参加と、自分を表現するように働きかけることで、子どもたちが自信をもち、愛情の力を信じることを目指します。