<多様な社員を活かすためのP&Gの組織作り>
人材はP&Gにとって最も重要な経営資源です。そのため、経営戦略の一環として「ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容と活用)」を掲げ、社員一人ひとりを「個人」として尊重し、多様な社員が能力を最大限に発揮できる組織づくりに取り組んでいます。
P&Gジャパンでは、1992年から25年以上にわたって、女性活躍推進、ダイバーシティ&インクルージョンを推進してきた経験を元に、「文化」「制度」「スキル」を3本柱として取り組みを進めてきました。今後さらに、職場における障がいの多様性を促進し、それぞれに異なる多様な社員が、障がいの有無を含めたあらゆる差異を元に、自分らしさを大切にしながら活躍できる組織・職場作りを目指して様々な活動を始めています。
<障がいのある社員が自分らしさを活かして能力を発揮できる組織を目指す>

1.多様なキャリアの選択肢
P&Gジャパンには、障がいの有無に関わらず、自分らしく成長するためのキャリアパスがあります。https://pgsaiyo.com/
●人事部 シェアード・サービス・センター(SSC)職 採用:ビジネス支援業務を集約して専任化したSSC部門で、業務の効率化・標準化を図るために、一般事務サポートを行います。入社時点での得意・不得意に応じて配属を決定し、また、日々の取り組みや適性を元に担当業務の異動も行っています。
●総合職採用:会社の将来を担う人材を育てるという考えのもと、各部門別に採用を行い、自分の能力を最大限に発揮してビジネスや組織を構築できる人材を育成していきます。
2.自分らしく成長し続ける職場環境づくり
ひとりひとりが強みや個性を活かしながら成長していけるよう、様々な仕組み・制度の整備を進めています。
「メンター制度」 業務内外問わず、相談できる先輩による助言制度
「上司によるコーチング」 定期的な1対1のミーティングを通じて、成果や改善点を上司と振り返る
「多種多様な研修」 先輩社員が1対1で行う丁寧なOJT(On the Job Training)やマニュアル資料を基に業務習得をサポートする業務研修や、効果的なコミュニケーションなどのビジネススキルの習得をサポートするスキルアップ研修を実施
「各種プロジェクト」 所属組織に関するプロジェクトを通じて、他者との相互理解や会議での発言、意思決定のプロセスの習得
3.柔軟な勤務制度(Flex@Work)
「ワークフロムホーム」 在宅勤務を含め就業場所に幅広い柔軟性をもたせることで 最大限の実力を発揮できる環境を整備
「パートタイム勤務」 短時間で就業可能な業務を設定し、異なる勤務ニーズに合わせた活躍の場を整備予定
「健康管理室によるサポート」 体調に合わせて、常駐の産業保健師との面談を設定
「療養附加金制度」 福利厚生制度の一環として、月3000円以上の医療費を会社が負担
<最近の取り組み>
職場における障がいの多様性の促進するために、新たに下記の取り組みを始めています。
社内研修:社内外の当事者や専門家によるトレーニングや、今までの経験を聞く「ヒューマン・ライブラリー」をまず管理職社員に向けて実施。
ピア・ラーニング制度:障がいを持つ社員と障害を持たない社員がペアになり、お互いのことを知り、理解し合うことで成長を支え合う「ピア・ラーニング」制度を開始。
障がいのある学生へのセッション提供:東京大学先端科学技術研究センターが運営するDO- IT Japanのサマープログラム参加者に向けて、「P&Gが考えるリーダーシップ」についての話題を提供しました。
IPCとワールドワイドパラリンピックパートナーに関して同意:詳細はこちら