2020/9/28

ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容と活用)への取り組み

P&Gの組織作り

P&Gでは、経営戦略の一環として「ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容と活用)」を掲げ、多様な社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる組織作りを目指しています。

「文化」「制度」「スキル」を3本柱に、25年以上にわたって、女性活躍推進、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、多様な社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる組織づくりに取り組んでいます。さらに、より多様な社員が自分らしさを大切にしながら活躍できる組織作りを目指し、LGTBQ+の社員、障がいのある社員に向けての取り組みも強化しています。

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柔軟な働き方を実現するP&Gの社内制度

P&Gでは、多様な人材・働き方を支えるべく、一人ひとりにあった働き方が選べる柔軟な社内制度を導入。既に多くの社員が活用していますが、これらの制度は、社会情勢や社員のニーズにあわせて常に進化・拡充させています。

・フレックスタイムの進化形 「フレックス・ワーク・アワー」(2000年~)

―勤務時間を月単位で管理し、コアタイムを満たせば日ごとの開始・終了時間を柔軟に調整可能 ―特別な事由(育児や介護など)がなくても取得可能

・在宅勤務の進化形 「ワーク・フローム・ホーム」(2015年~従来制度を拡充)

―オフィスに限らず、自宅やそれ以外の場所でも勤務可能 (情報性セキュリティの確保などが条件) ―特別な事由(育児や介護など)がなくても、曜日指定なく月に5日まで取得可能(事由次第では最大10日まで)

・時短・在宅勤務の進化形 「コンバインド・ワーク」(2015年~従来制度を拡充)

―1日の中で会社と自宅の両方で働くことができる (計7時間40分、うち会社で4時間30分以上の労働が条件) ―育児や介護などの理由が原則必要で、週に最大5日間まで取得可能

・インフラの整備

―ビデオ会議や社内チャットシステムの活用、クラウドサービスなどをフル活用し、オフィス外でも効率的に業務を行うことが可能。

P&Gのダイバーシティ&インクルージョン推進の変遷

1992年から25年以上に渡って、女性活躍推進やダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組んでいます。

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社外啓発組織 「P&G ダイバーシティ&インクルージョン啓発プロジェクト」

P&Gでは2016年に、社外啓発組織「P&G ダイバーシティ&インクルージョン啓発プロジェクト」を発足いたしました。同プロジェクトでは、ダイバーシティ&インクルージョンの啓発活動と、P&Gが独自に開発したダイバーシティ&インクルージョン研修プログラムの無償提供を軸に、他企業へのレクチャーなども行っており、これまでに400社以上へノウハウを提供しています。

・活動①:ダイバーシティ&インクルージョンの啓発

外部講演やシンポジウムへの登壇などを通じて、「ダイバーシティ&インクルージョン」の意義を啓発

・活動②:ダイバーシティ&インクルージョン研修プログラムを社外に無償提供

P&Gが開発したダイバーシティ&インクルージョンの研修プログラムを、他の企業や団体に無償で提供

・ダイバーシティ推進を形だけに終わらせない、個人の“インクルージョン・スキル”(=個々の多様性を受け入れ、活用する能力)を身につけるために、P&Gが独自開発した、管理職向け研修プログラム。

・25年以上に渡ってダイバーシティ&インクルージョンを推進してきた P&Gの知見やノウハウを、日本社会に広く共有すべく、従来は門外不出だった研修プログラムを、日本の企業様・団体様に無償で提供。

・P&Gの中でも特にダイバーシティ&インクルージョンに精通した社員や執行役員が講師を担当し、高品質の研修プログラム提供を実現。

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<プログラム構成>

講義(約1時間)

(1)「ダイバーシティ&インクルージョンを“理解する”」

・ダイバーシティ&インクルージョンの考え方と、ビジネスにおける重要性

・P&Gの事例紹介(理念、取り組み、社内制度、効果など)

・ダイバーシティ&インクルージョン推進のために必要な3つの柱

ワークショップ(約2~3時間)

(2)「ダイバーシティ&インクルージョンのスキルを“身につける”」

・ダイバーシティ&インクルージョン推進における管理職の重要性

・グループ討論(日々の部下とのコミュニケーションを振り返って、インクルージョンを考える)

・ダイバーシティ&インクルージョンを阻む「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」

・管理職⇔部下のコミュニケーションに必要なこと

・明日から実践できるアクション